赤坂のパーソナルジム【The Root. ピラティス&トレーニング】代表の森井です!
「姿勢を良くしようとすると腰が張る」「腹筋を頑張っているのに、反り腰が気になる」。このようなお悩みはありませんか。
反り腰が気になると、ついお腹に強く力を入れたり、腰を反らないように我慢したりしがちです。しかし、姿勢を支えるために必要なのは、いつも身体を固め続けることではありません。呼吸を続けながら、腰・肩・首など一部だけに負担を集めずに動けることが、姿勢づくりの大切な土台になります。
ここでは、反り腰を腰だけの問題として捉えるのではなく、呼吸と体幹の使い方という視点から考えていきます。
1. 反り腰を「腹筋不足」だけで考えない
反り腰とは、腰のカーブが強く見える姿勢を指して使われることの多い言葉です。ただし、同じように見える姿勢でも、身体の使い方や負担の出方は一人ひとり異なります。
たとえば、次のような方は、身体を安定させようとして特定の場所に力が入りすぎているかもしれません。
- 立っているだけで腰まわりが張る
- 運動中に肩がすくむ
- 腹筋運動で首が苦しくなる
腹筋を強く使うことだけを目標にするよりも、どこで踏ん張っているのかを見つけることが大切です。

2. 「安定すること」と「固めること」は違います
体幹を安定させるというと、お腹を硬くして動かないようにするイメージを持つ方も少なくありません。けれども、本来目指したいのは、全身を固めることではなく、必要な場所が必要なタイミングで働き、手足や背骨がなめらかに動ける状態です。
運動中に次のような動きが出る場合は、身体が「固める」ことでバランスを取ろうとしているサインの一つです。
- 息が止まる
- 腰が反る
- 肩が上がる
- 足指を強く握る
そのまま回数や重さを増やすと、今あるクセを繰り返しやすくなります。
反対に、動きの途中でも自然に呼吸が続き、首や肩に余分な力が入りにくい状態は、今の負荷が自分に合っているかを判断する一つの目安になります。
3. まずは「呼吸が続く姿勢」を探しましょう
反り腰が気になるときに、いきなり難しい運動から始める必要はありません。まずは仰向け、座った姿勢、立った姿勢などで、無理なく呼吸ができる位置を探してみましょう。
ポイントは、深く吸おうと頑張ることよりも、ゆっくり吐くことです。吐くときに、次の3つを観察してみてください。
- 肩が上がっていないか
- 腰を強く反らせていないか
- 顎や手に余分な力が入っていないか
苦しくなったり、どこかの張りが強くなったりした場合は、姿勢や動きの大きさを少し戻してみてください。見た目を一度に変えようとしなくても大丈夫です。まずは呼吸を続けられる位置を知ることが、身体の使い方を見直す第一歩になります。
お腹だけ、胸だけを意識しなくて大丈夫です
呼吸を整えるときは、お腹だけを大きく膨らませようとする必要も、胸だけを強く広げようとする必要もありません。肋骨まわりや背中にも、やわらかく空気が入るような感覚を持ちながら、無理のない範囲で繰り返します。
力が入りやすい方ほど、上手に行おうとしすぎず、「少し楽に吐けた」と感じられることを大切にしてみてください。

4. 負荷を上げる前に、動きの質を確認する
「できるから大丈夫」と思っていた動きでも、呼吸が止まる、腰だけが反る、首や肩が力むのであれば、今の身体にとっては少し難しい段階かもしれません。
その場合は、回数を増やす前に、次のような調整を行います。
- 動きを小さくする
- ゆっくり行う
- 支えを増やす
難易度を下げる具体例
種目 | 先に進めたくなること | まず確認したいこと |
|---|---|---|
腹筋運動 | 脚を遠くへ伸ばす | 仰向けで呼吸を保てるか |
スクワット | 深くしゃがむ | 呼吸を止めずに立ち座りできる範囲 |
このように難易度を調整することで、無理なく動きの土台をつくることができます。
大切なのは、頑張る量よりも、身体がどのように動いているかです。できない動きがあっても、それは失敗ではありません。今の自分に合う段階を知るための大切な情報になります。
5. 日常の中で確認したい3つのサイン
姿勢のクセは、トレーニング中だけに現れるわけではありません。日常の中でも、次のようなサインを観察してみてください。
- 立っているだけで、腰・肩・首のどこかが常に張っていないか
- 歩いているときや片脚で立ったときに、足指を強く握ったり、腕を大きく振ってバランスを取ったりしていないか
- 姿勢を正そうとした瞬間に、呼吸が浅くなっていないか
こうしたサインに気づいたら、「姿勢が悪い」と責める必要はありません。身体が今のやり方で安定しようとしているだけです。力みが出る場面を知ることが、より楽に動ける方法を探すきっかけになります。
一日の中で何度も姿勢を意識し続ける必要はありません。仕事の合間に立ち上がるとき、信号待ちで立っているとき、寝る前に仰向けになるときなど、気づいたタイミングで一度だけ呼吸を確認してみましょう。小さな気づきを重ねることが、自分の身体のクセを理解する助けになります。
6. The Root.では「動きの質」を大切にしています
The Root.では、反り腰を見た目だけで判断するのではなく、呼吸、体幹の使い方、立ち方や動作中の力みを丁寧に確認します。
次のようなお悩みをお持ちの方にも、呼吸や動きの土台から確認し、その方に合った段階でご提案します。
- 腹筋をしているのに腰がつらい
- 姿勢を意識すると苦しい
- 自分に合う運動の強さが分からない
無理に姿勢を固めるのではなく、呼吸を続けながら自然に支えられる身体を一緒に目指していきましょう。反り腰や姿勢のお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
※本記事は一般的な運動・姿勢づくりに関する情報です。強い痛み、しびれ、急な症状がある場合は、自己判断で運動を続けず、医師などの専門家へご相談ください。
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